注文住宅が完成するまでには、約9ヶ月〜1年ほどかかるのが一般的です。スムーズに注文住宅を建てるには、期間や流れを把握しておく必要があります。
この記事を読まれている方の中には、「家づくりのイメージが固まっていない」「注文住宅の流れを知っておきたい」という方も多いでしょう。
そこで、筑紫野市で注文住宅を建てるまでの流れを解説していきます。流れの中で注意すべき点も紹介していくので、これから注文住宅を検討している方は参考にしてください。
筑紫野市で注文住宅を建てるまでの流れを6つのステップで解説!
さっそく、筑紫野市で注文住宅を建てる流れを確認していきましょう。注文住宅を検討してから完成するまでの期間は、大きく6つのステップに分けられます。
おおよその期間としては、【STEP1・2】2〜3ヶ月、【STEP3・4】3〜4ヶ月、【STEP5・6】で6ヶ月前後かかります。
それぞれのステップについて、分かりやすく紹介していきますね。
STEP1:予算と暮らしのイメージを固める
まずは、予算にどれくらいかけられるか計算し、暮らしのイメージを固めていきましょう。予算は土地代・建築費用・その他諸費用の3つで計算できます。
はじめは、注文住宅会社の坪単価を参考にするのが良いでしょう。最終的に上記3点の総費用を計算しておけると良いですよ。
予算が定まったら、家の間取りやデザインなどイメージを固めてみてください。
実際に会社の公式HPで事例を参考にしながら、収納やキッチンの作りなど家族のこだわりたいポイントをまとめておきましょう。
STEP2:土地探しをスタート
予算と暮らしのイメージが固まってきたら、土地探しをスタートしましょう。
このステップで注意すべきなのが、土地探しだけでなく注文住宅会社選びも同時に進めた方が良いということです。
なぜなら、会社によって土地を分譲していたり土地探しをサポートしてくれる場合があるからです。
初めての家づくりでは、より良い立地・土地探しを難しく感じる方も少なくないでしょう。プロの知見で土地探しをサポートしてもらえば、家づくりをスムーズに進められますよ。
STEP3:依頼する注文住宅会社の決定
最終的に注文住宅会社を決める際には、カタログを集めたりモデルハウスを見学したりと時間や手間を要します。
スムーズに家づくりを進めるためにも、会社を決めるまでの流れを正しく把握しておきましょう。
まずは、気になるハウスメーカーや工務店を厳選していきます。数社に絞れたら打合せを行い、間取りプランの見積もりをもとに依頼する注文住宅会社を決めましょう。
各社との打合せ時には、間取りやデザインなどこだわりたい部分をしっかりと伝えることが重要です。間取りの提案力や担当者の対応が会社を決める判断材料になりますよ。
STEP4:工事請負契約の締結
注文住宅を依頼する会社が決まったら、工事請負契約を結びます。
家づくりがスタートした後で契約を変更・追加費用がかかるケースを防ぐためにも、契約内容に間違いがないか確認しておきましょう。
注文住宅会社によって手付金の支払い時期は異なりますが、工事請負契約時に建築費の10%が必要な場合もあるので事前に確認しておきましょう。
STEP5: 詳細な打合せ・プランニングを進める
契約を結んだら、いよいよ詳細な打合せやプランニングを進めていきましょう。注文住宅において重要な地盤調査や、住宅ローンの事前審査を始める段階でもあります。
理想のイメージとずれがないように、設計士やインテリアコーディネーターとの確認も重要です。また、設備のグレードなどを調整する変更契約も可能ですよ。
ただ、窓の位置や大きさを変更すると建築確認の再申請が必要になり、工期が伸びてしまう可能性もあるので注意してくださいね。
STEP6 :着工後から引き渡しまで
プランニングを終えたら、実際に新築を建てる着工のステップです。工事が始まる前に、近隣への挨拶や地鎮祭、上棟式を行うかどうか決めておきましょう。
建物が完成したら、施主立会いのもと最終チェックを行います。気になる部分はないかよく確認したうえで、問題なければ検査済証を受け取り引き渡しとなります。
注文住宅を建てる流れでは、「予算設定」に注意しよう
これまで、注文住宅が完成するまでの流れについて紹介してきました。初めての家づくりは分からないことが多いからこそ、事前に流れを把握しておく必要があります。
また、そもそもの予算設定や資金計画があいまいでは、家づくりはスムーズに進みません。土地代・建築費用・その他諸費用をふまえて明確な資金計画を立てていきましょう。
以下の記事では、注文住宅の予算の立て方について詳しく解説しています。合わせて参考にしてみてください。
→筑紫野市で注文住宅を建てる予算はどう決める?内訳や注意点を解説!
注文住宅のローン・支払いスケジュールの流れ
最後に、注文住宅のローンや支払いスケジュールについて確認しておきましょう。注文住宅では一般的に、建築費を3〜4回に分けて支払うのが一般的です。
多くの注文住宅会社では、工事請負契約時に手付金として建築費用の10%、着工時・着工中・竣工時にそれぞれ30%ずつ支払うスケジュールになります。
支払い時期が明確でないとトラブルになる可能性もあるので、注文住宅会社を決める際に支払いに関しても担当者と相談しておくのが良いでしょう。
まとめ
今回は、筑紫野市で注文住宅を建てる流れについて解説しました。注文住宅は高額な買い物かつ1年近くの期間を要するので、事前に流れを把握し慎重に計画を立てていきましょう。
また、予算の設定や資金計画があいまいでは家づくりをスムーズに進められません。
予算オーバーしてしまい住宅ローンの支払いに追われることのないよう、支払いのスケジュールも想定しておくのが良いですよ。
本記事の内容が、理想の家づくりの一助となれば幸いです。